民俗生活の情景-ピアノのためのユモレスクとは? わかりやすく解説

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グリーグ:民俗生活の情景-ピアノのためのユモレスク

英語表記/番号出版情報
グリーグ:民俗生活の情景-ピアノのためのユモレスクFolkelivsbilleder - Humoresker for piano  Op.19作曲年: 1870-71年  出版年1872年  初版出版地/出版社: Horneman & Erslev 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 山の歌 op.19-1 "Fjeldslat"5分30秒 No Image
2 通りゆく婚礼行列 op.19-2 "Brudefolget drar forbi"3分30秒 No Image
3 謝肉祭より op.19-3 "Fra Karnevalet"7分00 No Image

作品解説

2007年11月 執筆者: 齊藤 紀子

 1872年作曲された。3つの曲から構成された曲集である。デンマークのホーネマン社から出版され初版には、「ピアノのためユモレスク」という副題付されている(《ユモレスク 作品6》を参照のこと)。

 第1曲目の<山の調べ>は、ウン・ポコ・アレグロ→トランクィッロ→プレスト変化するテンポ構成されている。そして、空虚5度開始する。まず左右ユニゾン提示されテーマは、その後オクターヴ重ねられる。トランクィッロの部分では、左手分散和音乗って、同じ音形を繰り返す中声メロディー歌われるその後、このメロディーカノン風に扱われる。そして、冒頭ユニゾン回帰した後、コーダ入りプレスト部分繰り広げて曲を閉じる。
 第2曲目の<婚礼行列通り過ぎる>は、タイトル表されているように、婚礼行列遠方から近づいてきて、その後遠ざかっていく様子描写されている。メロディーには、装飾音施され、のどかさを備えた晴れ晴れしい雰囲気醸し出している。
 第3曲目の<謝肉祭より>では、途中に、この曲に先立つ婚礼行列通り過ぎる>を回想するのような場面聴かれる。技巧的終曲

Edvard Grieg “Klavierwerke 2” C. F. Peters 2000




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