比喩的用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 23:49 UTC 版)
二元的な価値観を「デジタル」と呼び、これに対して三元や六元(二つでも三つでも割り切れる)の価値観を「アナログ」と呼ぶ用例がある。 比喩的に、物事を二つだけで割り切らず、三つでも割り切る人を「アナログ人間」と呼ぶことがある(この呼称は誤用の意味で用いられることもある)。 情報機器の入出力では、人間の知覚以上に多段階で入出力できるものをアナログと呼ぶ(実質的には内部ではデジタルで処理されている。)。ゲーム機のコントローラからの入力(レバーを倒した角度など)を多値で処理できる場合は「アナログ入力に対応」しているとされる。 プログラマブルロジックコントローラ(PLC)での多段階で入出力できる端子をアナログ入出力と呼ぶ。(二値入力の場合はデジタル入出力) ICレコーダー、デジタルカメラなどの機器は内部ではデジタルで処理されているがアナログで入出力されていると言われる。また、入出力端子もアナログ対応と呼ばれる。 アナログの「類似・相似」という本来の意味から、あるホルモンと同等の働きをする物質や、ある医薬品と類似した医薬品のこともアナログと呼ぶことがある。→アゴニスト参照
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