毒ガス怪獣 モグネズン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:28 UTC 版)
「帰ってきたウルトラマンの登場怪獣」の記事における「毒ガス怪獣 モグネズン」の解説
第11話「毒ガス怪獣出現」に登場。 西の沢の地底に廃棄されていた旧日本軍の製造した毒ガス兵器・イエローガスのカプセルを食べていた怪獣。最大の武器は口から噴射するイエローガスで、その威力はウルトラマンジャックを瀕死に追い込むほどの威力を持つ。また、背中からはフラッシュ光線を放射する。背中のトゲには猛毒があるとされる。普段は地中に潜んでいるが、音に敏感であり、自分の縄張りに入ってきたものを襲う。ジャックとMATの可燃ガスを用いた連携で形勢を逆転され、ウルトラスピンキックで倒された。 スーツアクター:遠矢孝信(ノンクレジット) デザイン:池谷仙克。ハリネズミを意識した怪獣であったが、池谷は全身のトゲがあまりピンピンしていなかったことに不満を抱いていた。 第11話の脚本は、沖縄の米軍基地に毒ガスが貯蔵されていた事件をヒントに執筆されている。お笑いタレント・なべやかん曰く、漫画家・海老原優によればイエローガスは旧日本軍の「黄一号ガス(イペリット)」「黄二号ガス(ルイサイト)」をモチーフとしており、同話のストーリーは米軍による「レッドハット作戦(米軍による毒ガス兵器の移送作戦)」問題をヒントにしたとも言われているとのこと。 漫画家・小林よしのりは自身の漫画『沖縄論』の中で、「本エピソードは、明らかに他の『帰マン』の話に比べて浮いていた。金城氏の怒りが伝わってくるようだった」と述べている[要ページ番号]。
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