段級位の確立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 07:56 UTC 版)
歴史的には、将棋の段級位制の確立は囲碁よりかなり遅く、18世紀になった享保2年(1717年)に、『将棊図彙考鑑』に段位の記載がされてからである。『将棊図彙考鑑』によると、当時は七段3名、六段1名、五段4名、四段17名、三段32名、二段20名、初段90名、合計167名の段位認定者がいた。それ以前は免状に、名人に対しての手合割を記載していた。 また、棋力を示すものとして、段級のほかにレーティングという概念があるが、プロの将棋では昭和初期に、公式のレーティングシステムとして比例得点制度が採用されたことがある。さらに、順位戦でのクラスも、棋力を示す指標とみなされることがある。
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