武藤 銀次(むとう ぎんじ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 06:26 UTC 版)
「銀平飯科帳」の記事における「武藤 銀次(むとう ぎんじ)」の解説
主人公(登場時は30歳くらい)。大学受験を投げ出し、バックパッカーになるが辛くなり間もなく帰国。和食、フレンチ、イタリアン、中華の店で修業するもすべて途中で投げ出し、飲食店の激戦区神田で「居酒屋 銀二」を開業した。料理人としての腕はそこそこだが、駅前で食べたラーメン屋の味を再現したり、彼が修行先に選んだ店がのちにどの店も予約困難な繁盛店になるなど、鋭い味覚が取柄。ある時立ち寄った馬喰町の狐穴稲荷の井戸から200年前の江戸にタイムスリップし、幕閣の長谷川兄妹と出会う。江戸時代の人が知らない料理を作ったたことで高い見識と腕を持っていると見込まれて「飯科帳」作りを手伝うことになり、以後長谷川平蔵と共に情報収集のため江戸市中の様々な店を食べ歩く。江戸で学んだ知識と技術を活かして「銀二」で提供し、店も以前より賑わうようになった。
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