武蔵国三十三観音札所
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「普門寺 (八潮市)」の記事における「武蔵国三十三観音札所」の解説
武蔵国三十三観音札所は、吉川市、越谷市、草加市、松伏町、三郷市、八潮市、川口市、葛飾区、足立区に札所があり、番外の2ヶ寺を足した三十五ヶ寺で構成されている観音霊場。12年に一度、午の年に総御開帳が行われる。普門寺は十九番札所にあたり、正観世音菩薩を安置している。 二郷半領吉川村の観音信仰に厚い太郎兵衛・門三郎という人物が、夢で名僧の御啓示を得て、1702年(元禄16年)に各霊場を巡拝し霊場の巡拝路を記して、武蔵国三十三観音札所を開いたという由来が、版木本「武蔵三十三所観音巡礼縁起」に記されている。「武蔵三十三所観音巡礼縁起」は、1738年(元文3年)に、大相模(現在の越谷市)の大聖寺 (越谷市) 第十六世 円妙和尚が記した版木本で、由来、巡礼順位、御詠歌などが記されている。
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