正岡家
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正岡子規家の系図は子規からさかのぼって8代前までわかっている。初代は法名以外不明。寺路良久は今治の手代。寺路将重は今治波止浜の手代で、のちに正岡姓を名乗る。正岡常寅は風早郡の元締め。 玄祖父・正岡常一は京へ上がり千宗室に入門し茶人となる。子規は玄祖父・常一について「余が玄祖父は正岡一甫といふてお茶坊主の役をしたまひき。……翁が正月礼にまはる時には必ず一枝の寒梅を袖にして“のどかな春でございます”といひ給ひしとか。またかつて五右衛門風呂を木炭にてわかし その湯に入りて“薪にてわかせしとは入り心地が違う”といひ給ひしと。洒落の風、想ひ見るべし」と書いている。 曾祖父・正岡常武は鎖鎌の名手。 父・正岡常尚は常武の孫養子で御馬廻の下級武士。子規は父・常尚について「父は武術にもたけ給はず。さりとて学問とてもし給はざりし如く見ゆ」と書いている。妹の律は、叔父・加藤恒忠の三男・忠三郎を養子として正岡家を継がせた。 梅室道寒禅定門─良久─将重─常寅─常一─常武─常尚─常規─律─忠三郎 正岡常尚 ┃ ┏正岡常規 ┣━━━┫加藤重孝━━大原有恒 ┃ ┗律 ┃ ┏八重 ┣━━┫ ┃ ┗加藤恒忠━━正岡忠三郎歌原松陽━━━━重 ┃ ┏正岡浩 ┣━━━┫ ┃ ┗正岡明 野上俊夫━━━あや
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正岡家
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「坂の上の雲 (テレビドラマ)」の記事における「正岡家」の解説
正岡八重(まさおか やえ) 演:原田美枝子 子規・律の母。 律と共に上京し、子規の身の回りの世話をする。 大原観山(おおはら かんざん) 演:真実一路 子規らの祖父。 漢学者で明治の世になっても髷を切らず、帯刀も止めなかった。
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