欧米版アニメ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 01:00 UTC 版)
「シルバニアファミリー」の記事における「欧米版アニメ」の解説
1987年10月から約一年間の期間を経て、株式会社DIC(DICアニメーションシティ、現在は消滅)と東京ムービー(現.トムス・エンタテインメント)との日・米・欧合作作品として『シルバニアファミリー・ジ・アニメーション』が各話11分、合計26本のTV用アニメーションとして製作され、コカコーラ・テレコミュニケーションズが代理店窓口となり、北米のシンジーケーションルートでテレビ放映、合わせて劇場版の公開も行われた。 本作は、同時期にバンダイがTONKA社と米国で展開していた「メイプルタウン物語」(企画製作:東映動画)に対抗する意図と、シルバニアファミリーブランドの米国・欧州市場での拡販とプロモーションを意図して製作されたものだった。しかし、合作作品というハードルの高さから、必ずしもエポック社が意図した世界観を反映した作品にはならなかった。 1988年9月から1989年1月までの間、米国シンジケーション系テレビ局にて1回1話ずつ、計26回シリーズとして放映され、1989年3月から「ゴールデンブックビデオ」ブランドでVHSソフトが発売された。 また、同アニメ作品の著作権はエポック社が有しているもののアニメ製作自体の権利と販売権はDICアニメーションシティ社が有している。これらはエポック社の社史に正式記載はされておらず、日本国内でのテレビ放送や劇場公開、ソフト化は著作権の都合により一切行われていない。
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