次回作との関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 02:40 UTC 版)
「男はつらいよ 寅次郎紅の花」の記事における「次回作との関連」の解説
本作で、満男が泉の結婚式を妨害し結果的に結婚が白紙になったのは、次回作の「泉と満男の結婚」への伏線であると考えられる[誰によって?]。 当初は、この後にも2本撮る予定だった。49作は『男はつらいよ 寅次郎 花へんろ』。収録地は高知県。秋からクランクインが予定されており、田中裕子がマドンナ役の予定だった。後年の山田監督のインタビューによれば、「女性が子供をおろしたのだが兄がその子の父親が寅さんではないかという風に疑い、それから寅さんがこの兄妹の後見人になる、また泉と満男を結婚させる」というストーリーであった。公開は1996年12月28日と決まり、撮影を控えていたが、渥美清の死去により幻になった。そこで渥美への追憶映画として、公開される予定だった日に『虹をつかむ男』が公開されている。 また本来予定されていた最終作(50作)では、マドンナ役に黒柳徹子を起用するはずだった、と山田洋次は語っている。渥美清没後10年の命日を記念して掲載された、2006年8月4日の北日本新聞のコラム「天地人」によると、舞台は富山県が最有力候補で、ストーリーは「第49作で甥の結婚を見届けた寅次郎はテキ屋を引退、晩年は幼稚園の用務員になり、子供達と遊んでいるうちに死に、町の人が思い出のために地蔵を作る」というもの。このことは1990年8月25日に放送された『クイズダービー』(第754回)の第7問(三択問題)で出題されており、遅くとも同年時点でこの構想があったことがわかる。
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