橋立と厳島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 15:13 UTC 版)
「橋立」と「厳島」の船体形状は平甲板型船体である。「松島」と異なり、水面部に衝角をもつ艦首から甲板上に32cm砲を1基配置した。その背後に司令塔を基部にもつ船橋(ブリッジ)を両脇に付けた操舵艦橋と1本煙突の背後に頂上部に二段の装甲化された見張り所を持つミリタリー・マストが1本立つ。舷側部には副砲の「アームストロング 12cm(40口径)速射砲」を船体後部の中甲板上に砲郭(ケースメイト)配置で片舷5基を、艦尾甲板上に後向きに1基の計11基を配置していた。この武装配置により艦首方向に最大で32cm砲1門、左右方向に最大で32cm砲1門、12cm砲6門、艦尾方向に最大で12cm砲1門が指向できた。
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