権田琉成
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オリックス・バファローズ #98 | |
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![]() 2024年9月14日富田林バファローズスタジアム | |
基本情報 | |
国籍 |
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出身地 | 長野県長野市(生まれは東京都世田谷区) |
生年月日 | 2000年1月28日(25歳) |
身長 体重 |
180 cm 88 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2023年 ドラフト7位 |
年俸 | 700万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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権田 琉成(ごんだ りゅうせい、2000年1月28日 - )は、東京都世田谷区生まれ、長野県長野市出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。オリックス・バファローズ所属。
経歴
プロ入り前
東京都世田谷区生まれ[2]。長野市立共和小学校時代に野球を始め、長野市立川中島中学校では『長野南シニア』でプレー。中学時代は宮澤太成とチームメイトであった[3]。
上田西高校では故障もあり[4]、最速147km/hは計測していたが、3年夏の県大会では背番号11であった[5]。
明星大学に進学すると、主戦になったのは4年時からであったものの、春の首都大学野球二部リーグ戦でチームを優勝に導き、武蔵大との入れ替え戦では完封勝利も挙げた[4]。秋の開幕戦では二部リーグながらプロ5球団のスカウトが視察するなど、注目度が高く[4]、プロ志望届を提出したが、指名漏れとなった[6]。
TDKに入社し、1年目から都市対抗と日本選手権を経験[6]。日本代表に選出された10月の第4回U-23ワールドカップでは、クローザーとして9戦中7戦に登板し、同大会のMVPに輝いた[2]。2年目は6月の都市対抗二次予選東北大会で七十七銀行に敗れたが、9月の日本選手権東北地区最終予選では決勝で七十七銀行と対戦し、9-1で勝利して日本選手権への出場権を獲得した[7]。
2023年10月26日に開催されたドラフト会議にて、オリックス・バファローズから7位指名を受けた[8][注 1]。指名後に出場した日本選手権では、ENEOSとの初戦で5回表の途中からリリーフ登板となったが、丸山壮史に満塁本塁打を打たれるなど[9]、2/3回を1安打3失点(自責点0)でチームも敗れた[10]。11月25日に契約金3000万円・年俸700万円(いずれも金額は推定)で仮契約を結んだ[11]。背番号は98[12]。
オリックス時代
2024年は、10月1日にプロ初の一軍昇格を果たしたが[13]、登板の機会はなかった[14]。二軍では31試合の登板で防御率3.21という成績だった[14]。10月29日に現状維持の推定年俸700万円で契約を更改した[14]。
選手としての特徴
最速152km/h[15]のストレートで押す強気のピッチングが持ち味[16]。変化球はスライダー・カットボール・カーブ・スプリットを投じる[17]。
詳細情報
背番号
- 98(2024年[12] - )
脚注
注釈
出典
- ^ 「オリックス - 契約更改」『日刊スポーツ』。2024年10月30日閲覧。
- ^ a b 「TDK権田琉成投手が勝負の2年目…U-23W杯MVPが悲願プロ入りへ「目指していく」」『スポーツ報知』2023年2月20日。2023年11月25日閲覧。
- ^ a b 「ドラフト会議 県勢では宮澤投手・権田投手も指名」『abn 長野朝日放送』2023年10月27日。2023年11月25日閲覧。
- ^ a b c 「高校時代は全くの無名…大化けの可能性を秘めた大学生7人の「ドラフト候補」」『デイリー新潮』2021年10月6日。2023年11月25日閲覧。
- ^ 「河原純一のようなキレイ系右腕&周東佑京クラスの韋駄天…首都大2部でひっそりとプレーする2人のスター候補とは?【2021年ドラフト隠し玉】(2/3)」『Number Web』2021年5月27日。2023年11月25日閲覧。
- ^ a b 「指名漏れ経て…オリ7位右腕が抱く野望 U23守護神がMVPで手にした「レベルアップ」」『Full-Count』2023年11月8日。2023年11月25日閲覧。
- ^ 「TDKが七十七銀行に雪辱し日本選手権切符獲得…社会人野球」『スポーツ報知』2023年9月10日。2023年11月25日閲覧。
- ^ 「寮で洗濯中に「オリックス7位指名」 TDK・権田、驚きの会見」『毎日新聞』2023年10月27日。2023年11月25日閲覧。
- ^ 「「満塁ホームランは一生忘れない」TDK・権田琉成 日本選手権」『毎日新聞』2023年11月8日。2023年11月25日閲覧。
- ^ 「オリックス7位のTDK・権田琉成、来年からの本拠地・京セラでほろにがマウンド【社会人野球】」『中日スポーツ』2023年11月8日。2023年11月25日閲覧。
- ^ 「【オリックス】ドラ7権田琉成が仮契約「武器のストレートのレベルを上げて」プロでも直球勝負」『日刊スポーツ』2023年11月25日。2023年11月25日閲覧。
- ^ a b 「「何十年も現役を続けられることを目標に頑張っていきたい」――オリックスのドラ7・権田琉成が野球人生の長寿を誓う」『THE DIGEST』2023年12月6日。2024年4月10日閲覧。
- ^ 「【オリックス】8投手の大幅入れ替え ドラ7位の権田琉成はプロ初昇格」『日テレNEWS NNN』2024年10月1日。2025年2月6日閲覧。
- ^ a b c 「【オリックス】権田琉成が現状維持の700万円で契約更改 ファームで31試合登板も1軍デビュー果たせず「悔しい思いした」」『スポーツ報知』2024年10月29日。2025年2月6日閲覧。
- ^ 「TDKの最速152キロ権田琉成 初の全国で「どんどん攻める」…都市対抗野球18日開幕」『スポーツ報知』2022年7月14日。2023年11月25日閲覧。
- ^ 「ドラフト会議・TDK権田投手「洗濯物を干しているときに“指名されたぞ”と」喜び語る」『ABS NEWS NNN』2023年10月27日。2023年11月25日閲覧。
- ^ 「明星大・権田琉成 巨人菅野の動画見て球速アップ「いけるならプロに」」『日刊スポーツ』2021年5月31日。2023年11月25日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 権田琉成 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 選手名鑑 - オリックス・バファローズ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 権田琉成 (@ryusei_0_1) - Instagram
- 権田琉成のページへのリンク