権々会(ごんごんえ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 04:13 UTC 版)
「麻雀放浪記 凌ぎの哲」の記事における「権々会(ごんごんえ)」の解説
京都・大恩寺で夏の終わりに開かれる祭りで、先祖・仏を祭るというごく普通の祭りであるが、劇中での10年前、現在の和尚に代わってからは彼の博打好きの趣味が高じて祭り自体の趣旨が変わり、祭りの夜に賭場を開帳し始めた。その当時は会社の社長や元華族などの裕福な「ダンベエ(カモ)」たちだけが参加でき、娯楽に興じる程度で盛況だったが、その噂を聞きつけた初代・飛び甚によるダンベエたちからの荒稼ぎを機に祭り自体が狂い、参加に制限をなくして一般人やバイニンも参加できるようになったが、これには和尚によるバイニンへの復讐を兼ねており、負ければその分の金額により鐘に逆さ釣りにされて結び付けられ、体の一部を鐘突きで血祭りにあげる狂宴と化し、それを金持ち集のダンベエの娯楽にもなっているという狂気の沙汰である。鐘突きにより今まで無傷で帰還したバイニンはほとんどいないとされているが、飛び甚や黒子政のような満身創痍な姿になって帰還したものもいる。最終的には哲の活躍により権々会は壊滅し、担保となった鐘は川沿いの住人たちの風呂桶となった。
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