模試の廃止(削減)について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 19:16 UTC 版)
「代ゼミ模試」の記事における「模試の廃止(削減)について」の解説
代ゼミでは2014年8月25日、2015年度より全国規模で実施される模試を廃止する方針を表明した。 廃止対象となっているのは、特定大学個別の入試を想定しない形で実施される「全国センター模試」、「センター試験プレテスト」、「(国公立2次・私大)全国総合模試」、医学部志望者を対象とする「国公立医学部模試」などとなっている。 一方、「東大入試プレ」を初めとする特定大学個別の入試を想定した模試や、高校1・2年生を対象とする全国模試については、2015年度以降も存続させる方針であることも表明している。 模試廃止表明の2日前にあたる同年8月23日には、同じく2015年度以降、現有校舎(2014年8月時点)の約7割について閉鎖する方針を明らかにしており、この大幅な校舎削減によって全国規模での模試実施や分析が困難となり効果的な集計が出来なくなることを模試廃止の理由に挙げている。 校舎削減と、これに伴う模試廃止といった代ゼミによる一連のリストラ策に関して、教育情報会社・大学通信の安田賢治常務取締役は「全国展開の予備校ならではの、信頼度の高いレベル判定で生徒募集につなげてきたが、規模縮小(校舎削減)によって実施するメリットが失われたのだろう」とコメントしている。
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