模擬選挙の実施
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「2008年ブータン総選挙」の記事における「模擬選挙の実施」の解説
普通選挙を国民に浸透させるため、2007年4月21日に模擬選挙を行われた。模擬選挙は、新しい選挙制度に合わせて有権者約1,000人ごとに区割された47選挙区・869投票所で開催された。 模擬政党としてブータンのシンボルである「ドゥク(雷龍)」を冠にした ドゥク・イエロー党(黄は「従来の価値」) ドゥク・レッド党(赤は「産業開発」) ドゥク・ブルー党(青は「公平と説明責任」) ドゥク・グリーン党(緑は「環境」) の4政党から投票し、得票数が高い2党が5月28日に行われる決選投票に進む。また、模擬選挙実施へ国際連合とインドから選挙監視団が派遣された。 模擬選挙の結果、ドゥク・イエロー党が最多得票を獲得し、ドゥク・レッド党と決選投票に進出した。 e • d 2007年ブータン模擬予備選挙(2007年4月21日施行)模擬政党得票数得票率 ドゥク・イエロー党 55,263 44.30% ドゥク・レッド党 25,423 20.38% ドゥク・ブルー党 25,295 20.28% ドゥク・グリーン党 18,766 15.04% 合計 124,747 100.0% 登録有権者(投票率) 283,506 44.00% 47選挙区の両党候補者として、無作為に選出された高校生が立候補した。投票率は66%。 4有権者登録の資格は約40万人であったが、283,506人が有権者登録をした。
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