標準的な数の集合と区間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 02:35 UTC 版)
「ISO 80000-2」の記事における「標準的な数の集合と区間」の解説
番号記号意味備考2-6.1 N 自然数の集合、正の整数と0の集合 N = {0, 1, 2, 3, ...}N* = {1, 2, 3, ...}以下のように、他の制限をわかりやすく表示することができる。N<5 = {n ∈ N | n < 5}記号ℕも使用される。 2-6.2 Z 整数の集合 Z = {..., −3, −2, −1, 0, 1, 2, 3, ...}Z* = {..., −3, −2, −1, 1, 2, 3, ...}以下のように、他の制限をわかりやすく表示することができる。Z≥ −3 = {n ∈ Z | n ≥ −3}記号ℤも使用される。 2-6.3 Q 有理数の集合 Q* = {n ∈ Q | n ≠ 0}以下のように、他の制限をわかりやすく表示することができる。Q<0 = {n ∈ Q | n < 0}記号ℚも使用される。 2.6-4 R 実数の集合 R* = {n ∈ R| n ≠ 0}以下のように、他の制限をわかりやすく表示することができる。R≥0 = {n ∈ R | n ≥ 0}記号ℝも使用される。 2-6.5 C 複素数の集合 C* = {n ∈ C| n ≠ 0}記号ℂも使用される。 2-6.6 P 素数の集合 P = {2, 3, 7, 11, 13, 17, ...}記号ℙも使用される。 2-6.7 [a, b] a(含む)からb(含む)までの閉区間 [a, b] = {x ∈ R | a ≤ x ≤ b} 2-6.8 (a, b] a(含まない)からb(含む)までの半開区間 (a, b] = {x ∈ R | a < x ≤ b}]a, b] とも表記される。 2-6.9 [a, b) a(含む)からb(含まない)までの半開区間 [a, b) = {x ∈ R | a ≤ x < b}[a, b[ とも表記される。 2-6.10 (a, b) a(含まない)からb(含まない)までの開区間 (a, b) = {x ∈ R | a < x < b}]a, b[ とも表記される。 2-6.11 (−∞, b] b(含む)までの閉区間 (−∞, b] = {x ∈ R | x ≤ b}]−∞, b] とも表記される。 2-6.12 (−∞, b) b(含まない)までの開区間 (−∞, b) = {x ∈ R | x < b}]−∞, b[ とも表記される。 2-6.13 [a, +∞) a(含む)からの閉区間 [a, +∞) = {x ∈ R | a ≤ x}[a, +∞[ とも表記される。 2-6.14 (a, +∞) a(含まない)からの開区間 (a, +∞) = {x ∈ R | a < x}]a, +∞[ とも表記される。
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