構造解析分野における分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/04 03:27 UTC 版)
「計算格子」の記事における「構造解析分野における分類」の解説
構造解析においては、格子(要素)は構造物のモデル化手法によって以下のものなどが使い分けられる。 線要素 トラス構造やラーメン構造のような骨組み構造に適用される。要素特性として物性値のほかに断面積や断面2次モーメント、断面係数などを持つ。 面要素 シェル要素(shell element)とも言う。板厚の10倍以上の広がりがある、あるいは板厚の5倍以上の曲げ半径を持つの場合に、その構造物は板であるとみなされ、面要素が用いられる。要素特性として物性値のほかに厚さの情報を持つ。 体要素 ソリッド要素(solid element)とも言う。3次元形状(4面体や6面体)を持つ要素。要素特性には材料の物性値のみが必要となる。
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