森民酒造店とは? わかりやすく解説

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森民酒造店

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/20 05:49 UTC 版)

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森民酒造店店舗兼主屋

店舗兼主屋 (2019年3月)
情報
用途 店舗
管理運営 森民酒造店
建築面積 184 m²
所在地 宮城県大崎市岩出山字上川原町15
座標 北緯38度39分23.6秒 東経140度51分53.7秒 / 北緯38.656556度 東経140.864917度 / 38.656556; 140.864917座標: 北緯38度39分23.6秒 東経140度51分53.7秒 / 北緯38.656556度 東経140.864917度 / 38.656556; 140.864917
文化財 登録有形文化財
指定・登録等日 2015年11月17日
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森民酒造店(もりたみしゅぞうてん)は、宮城県大崎市岩出山に所在する日本酒を製造・販売する企業。店舗兼主屋等が歴史的建築物として国の登録有形文化財に登録されている。

概要

1883年 (明治16年) 、当地で創業。山間部からの湧水や江合川伏流水を利用して洗米や仕込みを行っている。水質は硬度2~3という軟水。戦前は1000石以上を生産し、冬季には南部杜氏が蔵人を引き連れる程だったが、現在は規模を縮小している。販売する酒銘は「森泉」。

建築

2015年 (平成27年) 11月17日、以下が登録有形文化財となった。

  • 店舗兼主屋 – 公道に東面して建つ木造平屋建一部二階建、板葺、建築面積184m2。創業した1883年に建築され、その後大正昭和平成と改修が繰り返された。正面側に土間と板間、背面に座敷を配置。出格子漆喰枠の窓が特徴的な外観[1]
  • 釜屋 – 1883年建築、木造平屋建、切妻造、銅板葺、建築面積305m2。東妻に、真壁造の妻にと束組を表す。内部には焚口があり、煙道を介して煙突に連続する[2]
  • 煙突 – 高さ16m、1.5m四方、レンガ造、昭和前期建築。釜屋から煙道を介して北方に建つ。イギリス積のレンガを躯体とする、当地域を象徴するランドマーク的存在[3]
  • 居宅、奥座敷、隠れ座敷、酒蔵、北土蔵

現地情報

住所

  • 宮城県大崎市岩出山字上川原町15

交通アクセス

営業情報

  • 定休日 – 毎週火、水曜日
  • 営業時間 – 9:00~17:00

周辺施設

脚注

  1. ^ 森民酒造店店舗兼主屋”. 文化遺産オンライン. 2020年6月20日閲覧。
  2. ^ 森民酒造店釜屋”. 文化遺産オンライン. 2020年6月20日閲覧。
  3. ^ 森民酒造店煙突”. 文化遺産オンライン. 2020年6月20日閲覧。

関連項目

外部リンク




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