森トラストの分裂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 10:10 UTC 版)
1993年(平成5年)に創業者、森泰吉郎が死去すると、次男の森稔が森ビル、三男の森章がグループ会社である森ビル開発(現:森トラスト)や森ビル観光(現:森トラストの一部、並びに森トラスト・ホテルズ&リゾーツ)を継いだ。 しかし、父の路線を引き継ぎ安定したグループ経営を目指す稔と、ホテルや不動産取得を主として積極的な投資、開発でグループの拡大を目指す章との溝は深まっていった。1999年(平成11年)に森章率いる企業群は森ビルグループからの離脱が決定、本社の移転や出向社員、役員の引き上げを経て、現在は一切資本関係も無い別会社となっている。さらに、2000年(平成12年)以降は森トラストは開発、管理、保有する物件から「森」や「ヒルズ」の文字を外すことが多くなっている(詳細は「森トラスト#概要」を参照)。
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