桂吉坊とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 桂吉坊の意味・解説 

桂吉坊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/07 13:23 UTC 版)

桂 吉坊かつら きちぼう

結三柏は、桂米朝一門定紋である。
本名 津田 恵(つだ めぐみ)
生年月日 (1981-08-27) 1981年8月27日(42歳)
出生地 日本兵庫県西宮市
師匠 桂吉朝
活動期間 1999年 -
活動内容 上方落語
所属 大有企画
受賞歴
2008年 - 第3回繁昌亭大賞輝き賞

2010年 - 第47回なにわ芸術祭奨励賞
2011年 - 第29回咲くやこの花賞
2012年 - 第49回なにわ芸術祭新人賞
2014年 - 第9回繁昌亭大賞奨励賞
2023年 - 第17回繁昌亭大賞

備考
上方落語協会会員

桂吉坊(かつら きちぼう、1981年8月27日 - )は、日本の落語家。本名は津田恵(つだ めぐみ)。所属事務所米朝事務所オーレエンターテインメント有限会社大有企画上方落語協会会員。出囃子は「はっはくどき」。

経歴

兵庫県西宮市出身。大阪府立東住吉高等学校芸能文化科卒業後、1999年1月10日桂吉朝に入門。同年3月「岡町落語ランド」にて初舞台。

2006年1月からは東西、一門、所属事務所の枠を超えた若手で旗揚げした『平成噺し座』に所属。2008年4月に“卒業”。上方落語界には真打制度がないものの、このグループは二つ目しか入れないことから、東京では真打として扱われることを意味している[要出典]

2007年には舞台「地獄八景‥浮世百景」に俳優として出演した。

2008年には朝日新聞社が発行する月刊雑誌論座」にて「吉坊が聞く 芸の世界」を連載開始。同年1月号から雑誌が休刊する10月号まで連載された。

伝統芸能通

米朝一門らしく太鼓・笛はもとより、三味線や長唄も習得している。歌舞伎文楽などの古典芸能に詳しく、落語においても歌舞伎を題材とした芝居噺を得意とする。現在は能楽(謡や小鼓)を個人的に習っているほか、能楽の催しに司会として呼ばれることも多い。歌舞伎役者をはじめ、他の伝統芸能の役者に知人が多い。

エピソード

  • 大師匠である桂米朝宅での内弟子時代、その童顔から近所の店などでは米朝の孫と間違われた。
  • 中学生の頃に落語家になりたいと思い、親に相談したところ「なんでわざわざアホになるんだ」と反対された。
  • 上方落語界でも屈指の酒豪である。

受賞

書著

  • 桂吉坊がきく藝(論座の「吉坊が聞く 芸の世界」のコーナーをまとめた本、朝日新聞出版刊、2009年4月)

出演

テレビ

  • 御法度落語 おなじはなし寄席 2時間スペシャル(2021年6月5日、BS朝日)「猫の茶碗

関連項目

脚注

外部リンク



このページでは「ウィキペディア」から桂吉坊を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から桂吉坊を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から桂吉坊 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「桂吉坊」の関連用語

桂吉坊のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



桂吉坊のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの桂吉坊 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS