桁ずらしによる変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 23:28 UTC 版)
「日本における市外局番の変更」の記事における「桁ずらしによる変更」の解説
すでに10桁となっている、電話番号の市外局番の末尾を、単純に市内局番の先頭に付け替える方法。同一MAの市外局番を統一して同一MA内通話の利便性向上が図れると共に、市内局番の2桁目に特番発信番号として使えなかった「0」「1」を用いることが出来るようになることから電話番号逼迫対策としても多用される。一部地域では天気予報などのために使えない番号(末尾が1や、下2桁が17の局番が使えない)も残る。 市外局番の2桁化0AB-CDE-FGHJ → 0A-BCDE-FGHJ 0ABC-DE-FGHJ → 0A-BCDE-FGHJ 市外局番の3桁化0ABC-DE-FGHJ → 0AB-CDE-FGHJ 0ABCD-E-FGHJ → 0AB-CDE-FGHJ 0ABCDE-FGHJ → 0AB-CDE-FGHJ 市外局番の4桁化0ABCD-E-FGHJ → 0ABC-DE-FGHJ 0ABCDE-FGHJ → 0ABC-DE-FGHJ 市外局番の5桁化0ABCDE-FGHJ → 0ABCD-E-FGHJ 7桁市外局番の解消0ABCDEF-GHJ → 0ABC -DE-FGHJ 0ABCDEF-GHJ → 0ABCD -E-FGHJ 0ABCDEF-GHJ → 0ABCDE-FGHJ なお、桁ずらしの際に、番号の変更を伴うものが存在する。要因としては以下のようなものが挙げられる。 市外局番の末尾が「0」や「1」の場合、そのままでは市内局番の頭が0や1になるため、他の番号に変更する。例:0ABⅽ-DE-FGHJ → 0AB-CDE-FGHJ(ⅽコード⁼0,1、Cコード≠0,1) 複数の市外局番を持つMAが単一の市外局番に統合する場合例1:0ABC-DE-FGHJ、0AbC-DE-FGHJ → 0AB-CDE-FGHJ (Bコード≠b、0ABCと0AbCを0ABに統合) 例2:0Ab0-CE-FGHJ → 0AB-CDE-FGHJ (0Ab0のエリアを同一MAである0ABの空き番号エリア(CDE)に編入) 市外局番の変更と収容局の新規開設による市内局番の変更の場合例:0ABCd-e-FGHJ → 0ABC-DE-FGHJ(d・eコードは従来の局番、D・Eコードは新規開設された局番) 全国各地で行われており、個々の事例の詳細については事例数が膨大となるため割愛する。
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