栽松院の猫塚 - 宮城県仙台市若林区連坊
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仙台藩御馬乗(おうまのり)草刈昌之丞の飼い猫・清女(せいにょ)を祀った石碑。この猫は隣屋敷の飼い鶏を食い殺し、それを見咎められ数名の若い衆によって散々棒で打ち据えられたがそれでも再び取り食らったため、ついには日向ぼっこの隙を狙って鉄砲で撃ち殺された。石碑には猫塚の二文字と絵姿が刻まれており、建立当時は猫の目に金箔、首輪に朱が挿されていたという。のち文久三年(1863年)にある好事家が仔細を栽松院和尚に尋ねて書き本に残したのが上記一件であり、地の文には猫を射殺したばかりに大芝居が始まったとある。
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