核分裂エネルギーとは? わかりやすく解説

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核分裂エネルギー

ウラン-235プルトニウム-239などの核分裂性核種が、核分裂に伴い放出するエネルギーを核分裂エネルギーという。このエネルギーは、核種によって異なるが、約190~250MeVであり、核分裂片運動エネルギー核分裂中性子エネルギー及びガンマ線ベータ線エネルギーとして放出される。これらのエネルギーは、物質との相互作用によって、熱エネルギー変っていく。なお、核分裂により中性微子ニュートリノ)が放出され、約10MeVのエネルギーを伴うが、ニュートリノ透過力が強く熱として利用できないので、上記の値には含められていない発電用原子炉とは、原子炉内での核分裂制御し、この核分裂エネルギーを熱として取り出す装置といえる



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