核セキュリティ
読み方:かくセキュリティ
別名:核セキュリティー、核物質防護、核テロ対策
英語:nuclear security、physical protection of nuclear material
テロリストなどが核物質や放射性物質などを不正に入手したり、テロ行為に使用したりできないように、防止すること。国際原子力機関(IAEA)を中心として、国際的取り組みが進められている。
核セキュリティにおいて主に想定されている脅威には、核物質の盗取、盗んだ核物質から核兵器を製造すること、「ダーティボム」などと呼ばれる放射性物質を放出する兵器の製造、および、原子力施設に対する破壊・妨害行為、などがある。この4点は2007年に発行した「核テロ防止条約」において規定されている。
なお、2010年には「核セキュリティ・サミット」の第1回大会が米国ワシントンD.C.で開催されている。
関連サイト:
核セキュリティをめぐる国際的取組の進展 - 参議院
核セキュリティ・サミット(概要) - 外務省
原子力をめぐる国際問題 核セキュリティ - 社団法人日本原子力産業協会
別名:核セキュリティー、核物質防護、核テロ対策
英語:nuclear security、physical protection of nuclear material
テロリストなどが核物質や放射性物質などを不正に入手したり、テロ行為に使用したりできないように、防止すること。国際原子力機関(IAEA)を中心として、国際的取り組みが進められている。
核セキュリティにおいて主に想定されている脅威には、核物質の盗取、盗んだ核物質から核兵器を製造すること、「ダーティボム」などと呼ばれる放射性物質を放出する兵器の製造、および、原子力施設に対する破壊・妨害行為、などがある。この4点は2007年に発行した「核テロ防止条約」において規定されている。
なお、2010年には「核セキュリティ・サミット」の第1回大会が米国ワシントンD.C.で開催されている。
関連サイト:
核セキュリティをめぐる国際的取組の進展 - 参議院
核セキュリティ・サミット(概要) - 外務省
原子力をめぐる国際問題 核セキュリティ - 社団法人日本原子力産業協会
かくぶっしつ‐ぼうご〔‐バウゴ〕【核物質防護】
核物質防護
核物質防護とは、テロリスト等(核燃料物質を盗もうとする者や、原子力施設を破壊しようとする者)から核物質や施設を守るための対策全体のことをいう。 原子力発電所や核燃料サイクル関連施設では、平和利用のための核燃料物質が盗取され核兵器が作られたり、原子力施設が破壊され放射性物質が環境に放出されることを防ぐため、国際的には核物質防護条約、国内的には原子炉等規制法等によって、核物質の防護措置を講じることが義務づけられている。核物質防護は核物質の種類と量等によって三つの区分に分かれ、それぞれに応じた防護措置が実施されている。施設に対する防護措置の例としては、防護区域等の設定、監視や巡回の実施、防護設備・機器の設置、施設や区域への出入管理等がある。
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