校歌『栄光の立教』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:57 UTC 版)
作詞:諸星寅一、補作詞:杉浦貞二郎、作曲:島崎赤太郎。1921年(大正10年)に野球部が五大学リーグに加わったのをきっかけに作られた。歌詞は学内より募集したが、集まった歌詞に名作がない中、商学部2年永井一郎の草案が三等として採用された。しかし充分大学の精神を表現していないとのことで、当時の学長事務取扱・杉浦貞二郎が改めて立教中学校教諭の諸星寅一に依頼。出来上がった歌詞の各節末尾に杉浦学長の発案で「自由の学府」の文句を付け加え完成した。歌詞の中には、当初の三等の草案にあった語彙も含まれており、諸星が草案に配慮して作詞したと思われる。当時の立教大学新聞にも、歌詞は学内より募集したものを改定、修正したとあることから、草案から修正を加え作詞したものと考えられる。作曲は、東京音楽学校(現:東京芸術大学)教授の島崎赤太郎が行い、1926年(大正15年)2月27日、大学歌発表会が開催され、校歌「栄光の立教」が披露された。その年の卒業式で初めて公に歌われた。校歌は、スマートフォンや携帯電話の着信メロディとしてもダウンロードできる。
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