染色方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 14:05 UTC 版)
模様を彫った型紙を長板に張った生地に乗せ、刷毛やヘラを使用してもち米などから作られる糊(防染剤)を置き文様を移した後、染料を用いて色を差す。防染剤が浸透した箇所に染料は定着しないので、型紙の切り抜いた部分(糊を乗せた部分)以外が染め上がる。生地を蒸して染料を定着させた後、防染剤を水で洗い落し、色止めをして完成させる。 型染めでは主に木綿が使用されるが、リネン、絹、合成繊維などの染色にも用いられる。薄い生地に施した型染めは裏まで文様が出るが、厚手の生地や固く織られた生地の場合は裏まで防染剤が浸透しないため、裏に文様は出ない。
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