架橋に対する住民投票
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 16:09 UTC 版)
「ドレスデン・エルベ渓谷」の記事における「架橋に対する住民投票」の解説
ドレスデン・エルベ渓谷は2004年に世界遺産リストに登録されたが、渓谷には以前よりドレスデン市街の渋滞緩和を目的とした架橋計画(全長635m、4車線のヴァルトシュレスヒェン橋)が存在しており、すでに10年にわたる議論が続いていた。この橋の建設計画はドイツ政府が提出した登録申請書にも明記されていた。 橋の建設計画は2004年2月にようやく確定したが、6月(世界遺産登録の前月)に行われた市議会選挙の結果、議会の勢力が変化し(de)、建設反対派が議会の多数を占める情勢になった。この結果、橋の建設を求める住民グループが住民投票を求める活動を開始し、2005年2月に、橋の建設の是非を問う住民投票が実施された。住民投票の結果、建設賛成票が67.9%に達したため、計画が実行に移されることとなった。
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