枢軸支援
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 03:06 UTC 版)
「第二次世界大戦下のスペイン」の記事における「枢軸支援」の解説
参戦はしなかったが、スペインは枢軸国の支援となる行動を第二次世界大戦の末期に渡るまで行っていた。スペイン領海におけるドイツ海軍艦艇の補給を許可し、独伊の諜報員に可能な限り協力した。 ドイツのアプヴェーア(国防軍情報部)長官ヴィルヘルム・カナリスはかねてからスペインとの協力関係を築いており、1940年からはセラーノが主導するスペイン諜報部が在外公館から入手した情報はそのまま枢軸国に提供された。真珠湾攻撃後は日本もこのネットワークに参加し、日本側の出先組織は東機関と名付けられた。この諜報網は枢軸国に多くの情報を与える一方で、連合国側もその存在に気づいており、ミンスミート作戦などで逆用されることもあった。
※この「枢軸支援」の解説は、「第二次世界大戦下のスペイン」の解説の一部です。
「枢軸支援」を含む「第二次世界大戦下のスペイン」の記事については、「第二次世界大戦下のスペイン」の概要を参照ください。
- 枢軸支援のページへのリンク