松虫停留場とは? わかりやすく解説

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松虫停留場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/30 02:24 UTC 版)

松虫停留場
のりば(2007年7月)
まつむし
MATSUMUSHI
HN02 阿倍野 (0.7 km)
(0.4 km) 東天下茶屋 HN04
「松虫塚」は当停留場の南にある
大阪市阿倍野区松虫通1丁目・阿倍野元町1番
駅番号 HN03
所属事業者 阪堺電気軌道
所属路線 上町線
キロ程 1.2 km(天王寺駅前起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1910年明治43年)10月1日
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松虫停留場(まつむしていりゅうじょう)は、大阪府大阪市阿倍野区阿倍野元町1番(ただし、隣接地は松虫通一丁目1番)にある阪堺電気軌道上町線停留場駅番号HN03

歴史

停留場構造

相対式ホーム2面2線を有し、天王寺駅前寄りに踏切がある。なお、どちらのホームにも上屋が設置してある。また天王寺駅前方面のホームは、2両が停車できる長さになっている。

かつては住吉寄りに手動式の非常用上下渡り線があった。ここより北側の併用軌道区間で線路障害、および列車運行が不能となるような事件・事故・災害等が発生した際には、これを使用して我孫子道方面 - 当駅間の臨時系統による折り返し運転が行われた。

2005年(平成17年)5月に発生した阿倍野駅付近での水道管の破裂事故により列車の運行ができなくなった際、方向幕および電光行先表示は「天王寺駅前」のままで、運転席の窓側にA4サイズ位の大きさの紙に「松虫」と手書きで書かれた紙を貼り付け運行した。その際、当駅 - 天王寺駅前間を走る「あべの筋」の阿倍野交差点 - 近鉄前交差点間が通行止めとなった事から、同区間を併走する大阪市営バスは阿さひ保育園経由で迂回して運行されていた。しかし、市バスによる振替輸送はなかった。

2020年令和2年)現在、渡り線は撤去されている。

停留場周辺

松虫塚(2016年11月)

当停留場周辺は呑み屋が存在する程度だが、すぐ近隣のあべの筋沿いには商店が多数存在する。また、付近は学校が多く学生の姿をよく目にする。

バス路線

大阪シティバスが運行しており、当停留場南東に松虫停留所がある。1990年(平成2年)までは「東天下茶屋」だった。なお、あべの橋・大阪駅前方面へは当停留場北側の阿倍野筋五丁目(北行)停留所も至近である。

2008年3月29日までは20号系統(JR平野駅 - あべの橋)、2013年3月31日までは赤バス阿倍野ループ)、2014年3月31日までは47号系統(地下鉄住之江公園 - あべの橋)も運行されていた。

隣の停留場

阪堺電気軌道
上町線
阿倍野停留場 (HN02) - 松虫停留場 (HN03) - 東天下茶屋停留場 (HN04)
  • ()内は駅番号を示す。

その他

  • 中道駅 - 阿倍野-当停留場間に、1970年頃まで、中道(なかみち)駅があった。

脚注

  1. ^ 「私鉄年表」『私鉄車両編成表 -全国版- '81年版』ジェー・アール・アール、1981年4月1日、122頁。 

外部リンク

阪堺電気軌道上町線 松虫停留場

関連項目




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