東町の歌舞伎舞台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/15 09:33 UTC 版)
祢津日吉神社の境内に現存する歌舞伎舞台。文化14年(1817年)頃に建立され、1990年に県の有形民俗文化財に指定されている。切妻造木造平屋建で、中心には奈落部分があり、心棒に交差した腕木を押し回して回転させる仕組みになっている。回り舞台の装置や遠見用の窓など、農村歌舞伎の発達史上からも貴重な舞台である。 桟敷席(見物席)の前方はなだらかな形状の芝生が広がり、奥は階段状に構築されスタンド式になっている。舞台に向かって弧を描く扇型になっており、観る人本位に地取りされた歌舞伎舞台といえる。
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