東声会とは? わかりやすく解説

東亜会

(東声会 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/29 03:59 UTC 版)

東声会
設立 昭和期
設立者 町井 久之(本名:鄭 建永)
本部 東京都港区六本木3-15-25 善隣会館2階→不明
首領 早野 泰

東声会(とうせいかい)は、東京都暴力団2022年現在、指定暴力団の指定は受けていない。構成員数は2022年時点で20数人[1]港区六本木に本部を置いていたが、2018年に暴排運動のため退去に追い込まれ、大田区の老朽化したビルを本拠地にしたところ2022年に摘発された[1]

「東声会」として発足後、「東亜友愛事業組合」、「東亜会」を経て「東声会」に改名したとされる。

他団体関係

関東地方を本拠地とする稲川会住吉会松葉会双愛会という4団体とともに、博徒系の親睦団体・関東二十日会を結成している[2](2024年現在は関東親睦会と改称)。 山口組とは田岡一雄町井久之の兄弟盃以来、沖田守弘(薛伟超)が三代目山口組、四代目山口組で「若頭補佐待遇」とされるなど友好関係を保ち、親戚団体の一つとなっている。2005年、六代目山口組組長を襲名した司忍を後見人に迎え、関係を更に強化した。

歴代会長・理事長

  • 東声会会長 - 町井久之(本名 鄭 建永
  • 東亜友愛事業組合初代理事長 - 平野富士松
  • 東亜友愛事業組合二代目理事長 - 沖田守弘
  • 東亜友愛理事長 - 二村昭平
  • 東亜会初代会長 - 二村昭平
  • 東亜会二代目会長 - 金海芳雄
  • 東声会会長 - 早野 泰 2019年11月銃刀法違反の組織的けん銃加重所持などの疑いで逮捕[3]

最高幹部

二代目 会長 -早野 秦 (五代目 伊藤興業 会長)

理事長 - 相馬 雄二 (四代目 金海興業 会長)

本部長 - 吉川 廣 (五代目 伊藤興業 代表代行)

・絶縁

執行部 - 中田孝行

顧問 - 牛腸 正男 (四代目 金海興業 顧問)

顧問 - 村尾幸一郎 (四代目 金海興業 顧問)

幹事長 - 高橋 勝

常任相談役 - 吉川 登志雄 (四代目 金海興業 最高顧問)

常任相談役 - 田中 稔 (四代目 伊藤興業 会長)

事務局長 - 新井 栄一

脚注

出典

  1. ^ a b c さびれたシャッターの木造“空き家” これが暴力団事務所? ナンバー2が“禁止区域”容疑 逮捕のキッカケに苦笑い”. FNNプライムオンライン (2022年5月14日). 2022年5月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月15日閲覧。
  2. ^ 猪野健治 (2007年12月17日). “山口組幕府論”. 猪野健治 Official Site. 評論. 2011年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月3日閲覧。
  3. ^ 暴力団会長の男ら逮捕、拳銃2丁 実弾57発所持か」『TBS NEWS』2019年11月29日。オリジナルの2019年11月29日時点におけるアーカイブ。2022年12月27日閲覧。

参考文献

関連項目


東声会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 01:01 UTC 版)

TSK・CCCターミナルビル」の記事における「東声会」の解説

なおTSK・CCCは、町井が自らの生業としていた「東声会」などの非合法活動から決別し、「東亜相互企業社長」という「表の社会成功者」として振る舞うことを演出することを主な目的として建設されたこともあり(フロント企業)、東声会構成員は、TSK・CCCオフィス棟置かれていた東亜相互企業とそのグループ企業オフィス出入りすることが固く禁じられていた。

※この「東声会」の解説は、「TSK・CCCターミナルビル」の解説の一部です。
「東声会」を含む「TSK・CCCターミナルビル」の記事については、「TSK・CCCターミナルビル」の概要を参照ください。

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