村田数之亮とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 村田数之亮の意味・解説 

村田数之亮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/10 23:52 UTC 版)

村田 数之亮(むらた かずのすけ、1900年11月30日 - 1999年1月20日)は、日本西洋史学者。大阪大学名誉教授古代ギリシア史が専門。

生涯

京都府出身。1924年東京帝国大学文学部西洋史学科卒。京都帝国大学大学院進学。 1936年ヨーロッパに留学。帰国後京都帝大講師、1948年「クレタ文明の性格」で、文学博士京都大学)。 1949年大阪大学文学部教授。1964年定年退官、名誉教授甲南大学教授。

著書

  • 『ギリシア史 西洋史講座』(雄山閣) 1932
  • 『希臘美の性格』(弘文堂書房、教養文庫)1940
  • 『ギリシャの瓶絵』(アルス) 1942
  • 『概観西洋歴史』(河原書店) 1947
  • 『史蹟の希臘』(大八洲出版、古文化叢刊)1947
  • 『エーゲ文明の研究』(弘文堂) 1949
  • 『概観西洋史』(創元社) 1952
  • 『新書西洋史 第1 文明の生成』(創元社) 1955
  • 『世界の歴史 第4 ギリシャ』(河出書房) 1968 、のち文庫 
  • 『英雄伝説を掘る ギリシア』(新潮社、沈黙の世界史3) 1969
  • 『ギリシアの陶器』(中央公論美術出版) 1972
  • 『ギリシア美術』(新潮社) 1974
  • 『私のギリシア』(新潮選書) 1976
  • 『エーゲ美術』(中央公論美術出版) 1979
  • 『ギリシア美をもとめる』(ブレーンセンター、対話講座なにわ塾叢書) 1988

共編著

  • 『京大西洋史 西洋古典世界』(吉原好人共著、創元社) 1949
  • 『西洋美術史』(創元社) 1951
  • 『エーゲ美術』(講談社、世界美術大系4) 1962
  • 『西洋 第2(古代 第1)』( 角川書店、世界美術全集26) 1962

翻訳

  • 『希臘主義の東漸』(マイエル、二宮善夫共訳、創元社、史学叢書) 1942
  • 『先史世界への熱情 シュリーマン自叙伝』(星野書店) 1942、のち改題『古代への情熱』(岩波文庫) 1954
  • 『考古学の歩み』(ジョルジュ・ドー、樋口隆康共訳、白水社文庫クセジュ) 1954
  • 『神・墓・学者 考古学物語』(C・W・ツェーラム、養徳社) 1956、のち中公文庫
  • 『ギリシア美術の誕生』(ピエール・ドマルニュ、高橋たか子共訳、新潮社、人類の美術) 1966
  • 『ギリシア以前のエーゲ世界』(シンクレア・フッド、創元社、世界古代史双書) 1970
  • 『地中海のフェニキア人』(ウィリアム・キュリカン、創元社、世界古代史双書) 1971
  • 『ギリシア・クラシック美術 前480 - 前330』(ジャン・シャルボノー, ロラン・マルタン, フランソワ・ヴィラール、新潮社、人類の美術) 1973

脚注

参考

  • 村田数之亮氏(1900~1999)〔含 略歴〕 (追悼) 宇都木慎一「山岳」1999



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「村田数之亮」の関連用語

村田数之亮のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



村田数之亮のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの村田数之亮 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS