村国真墨田神社とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 施設 > 寺社仏閣 > 岐阜県の神社 > 村国真墨田神社の意味・解説 

村国真墨田神社

読み方:ムラクニマスミダジンジャ(murakunimasumidajinja)

別名 南宮様

教団 神社本庁

所在 岐阜県各務原市鵜沼山崎町

祭神 天火明命 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

村国真墨田神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/13 20:07 UTC 版)

村国真墨田神社
所在地 岐阜県各務原市鵜沼山崎町1丁目108
位置 北緯35度23分56.30秒 東経136度56分30.56秒 / 北緯35.3989722度 東経136.9418222度 / 35.3989722; 136.9418222
主祭神 金山彦命
天火明命
村国男依
社格 式内社(小)
郷社
金幣社
創建 7世紀
例祭 10月第2日曜日
テンプレートを表示

村国真墨田神社(むらくにますみだじんじゃ、旧字体村國眞墨󠄀田神󠄀社󠄁)は、岐阜県各務原市にある神社式内社であり、各務原市鵜沼地区の産土神とされている。各務原市内の金幣社五社のうちの一社である。

概略

創建時期は7世紀頃。この地域(美濃国各務郡)を支配していた豪族村国氏が美濃国一宮南宮大社の主神「金山彦命」と尾張国一宮の真清田神社の主神天火明命を合祀して創建したという。後に村国男依を祭神として合祀している[1]

創建当時は、現在地の南約500m(現在の木曽川沿い)にあったという(現在は御旅所になっている)。戦国時代永享年間(1429年 - 1440年)、土岐氏に仕えていた大沢利治が鵜沼城を築城すると、村国真墨田神社は大沢氏の守護神となり、鵜沼城の城下に移転する。

1564年永禄7年)、織田信長木下藤吉郎に、鵜沼城と伊木山城の攻略を命ずる。しかし、城主の大沢治郎左衛門の抵抗は強く攻め落としに難攻する。しかし、木下藤吉郎の調略に対し大沢治郎左衛門は応ずる事で鵜沼城は明け渡される。その後鵜沼城は犬山城城主の池田恒興の配下となる。池田恒興が国替えになった後、中川定成が犬山城主となり、鵜沼城はその配下となる。

1584年天正12年)、小牧・長久手の戦いで、池田恒興は鵜沼城を拠点にして犬山城攻略を行う。この犬山城攻略に協力をした河村惣六が、羽柴秀吉の許可を受け、鵜沼城城下にあった村国真墨田神社を現在地に移転する。

各務原市内金幣五社の一社である。

氏子は鵜沼地区の十の町内(川崎三ツ池西町東町南町山崎宝積寺古市場小伊木大伊木)である[2]

祭神

境内社

1946年(昭和21年)建立。社殿は各務原飛行場内の航空神社を移設[2]

記念碑

主な神事[2]

  • 1月1日 - 歳旦祭
  • 春分の日 - 祈年祭、真墨田稲荷神社祭
  • 7月最終日曜日 - 夏越祭
  • 8月15日 - 鵜沼護国神社慰霊祭
  • 10月第二日曜日 - 例祭
  • 11月中旬 - 新嘗祭
  • 12月31日 - 除夜祭
  • 毎月1日 - 月次祭 

所在地

  • 岐阜県各務原市鵜沼山崎町1丁目108

交通機関

脚注

  1. ^ 「延喜式式内社岐阜県金幣社村国真墨田神社参拝の栞」では村国男依が死後、その功績を称えて御祭神として創建。その後金山彦命と天火明命を合祀したと記載されている。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 延喜式式内社岐阜県金幣社村国真墨田神社参拝の栞

関連項目




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「村国真墨田神社」の関連用語

村国真墨田神社のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



村国真墨田神社のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの村国真墨田神社 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS