李大嘴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 09:26 UTC 版)
筋金入りの人肉好きで、自分の妻を食べてしまったほどの人物。それでも、人間の頭は不味いと言って食べないので「不喫人頭」(ふきつじんとう)と呼ばれている。小魚児には人肉の味を指導(ただし小魚児はこっそり肉を吐き出していた)。相当な変わり者で、倒れた状態から相手を攻撃する技なども開発していた。実際には、倒れた相手に攻撃を加えるような人間はいないので、その武芸は実用性には乏しい。移花宮の宮女、鉄萍姑の実父。かつて江湖の大侠とうたわれた鉄無双の娘と結婚したが、浮気をされたうえに自分を侮辱した妻を殺害、悪人谷へと逃げ込んだ。小魚児とは仲が良く、たびたび小魚児が彼の事を口にする場面が見られた。物語終盤に瀕死の重傷を負い、蘇桜の手当てを受けていたが、実の娘である鉄萍姑に刺殺される。
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