札束と帯封とは? わかりやすく解説

札束と帯封

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 01:06 UTC 版)

帯封」の記事における「札束と帯封」の解説

紙幣100枚束ねる場合は、紙幣の幅が狭い部分を1〜2cmくらいの幅の紙で結束する。これを小束通称する。紙幣1000束ねる場合は、小束10積み重ねてその上に5cmくらいの幅の紙を縦と横十字の形に巻き結束する。これを大束通称する。金融機関同士取引では、大束10個を樹脂フィルム包装して1万セットしたもの使われる。これは全て1万円札ならば金額1億円で重量は10.5kgである。 帯封一見するとただの紙だが、銀行などの金融機関支払い使われる場合銀行ロゴマーク結束担当者印鑑日付入っていることもあり、紙幣出所証明する効果もある。大金が動く疑獄事件では、帯封記され金融機関名などによって資金流れ解明される場合がある。また帯封自体信頼できる機関からの高額拠出の証明となるため、貴金属店などでの高額取引の際は金融機関などの帯封がない札束での取引を断る場合もある。 ただし、日本銀行券には日本銀行法46条第2項により強制通用力(「法貨として無制限に通用する効力)が与えられているため、債務者債務弁済として日本銀行券の束を提供した場合帯封がないことを理由として弁済受領拒絶することは許されないのが原則である。 競馬において100万円以上の配当金JRA払戻窓口から支払われる場合JRAオリジナルデザインの帯封結束されて支払われる。この帯封JRA拠出の証明となる。

※この「札束と帯封」の解説は、「帯封」の解説の一部です。
「札束と帯封」を含む「帯封」の記事については、「帯封」の概要を参照ください。

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