札幌銀行との合併
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 05:05 UTC 版)
拓銀破綻から10年経過した2008年10月14日、1999年に包括的業務提携を結び、さらに2001年には金融持株会社である「札幌北洋ホールディングス」を設立した札幌銀行と対等合併(存続金融機関は北洋銀)した。この合併は、2007年3月期から金融庁が導入した新自己資本比率(バゼール2)によって、内部統制の厳格化などが求められ、両行の本部負担も大幅に増加したことから、予定していた両行のシステム統合の責任者であった横内龍三頭取(当時)が経営環境も踏まえ主導し、まず会長であった高向巌を説得。さらに当時の札銀頭取であった吉野次郎を交え、「強い銀行ができれば、北海道経済にもプラスとなり、今まで支えきれなかった企業も支えることができる」との認識を共有し合併を決断した。合併後北洋銀は、リテール部門の強化を打ち出し、店舗再編によって生まれた余剰人員を同部門に投入した。
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