本館の概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/27 15:58 UTC 版)
浄水場の本館は日本の建築家である山田守の意匠である。巨大なキノコのような形の柱と、直線や曲線の手すりを組み合わせた光景が110メートルにもわたって連なる直線通路があり、「水の宮殿」という愛称もある。柱(急速濾過塔)は「マッシュルームコラム」という建築様式で、わきあがる水を連想させる。デザインの評価も高く、DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築にも選ばれている。 その独特の雰囲気と東宝スタジオ(東宝砧撮影所)及び東映生田スタジオ(東映東京制作所生田支社撮影所/1971年 - 1979年閉鎖)から近いこともあって、特撮作品のロケ地として多く用いられた。具体例は後述。また特徴のあるデザインを生かし、ファッション誌のグラビア撮影などに使われることもある。
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