木村建設元社長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 02:55 UTC 版)
「構造計算書偽造問題」の記事における「木村建設元社長」の解説
2004年6月の決算が実際は債務超過だったのにもかかわらず、黒字に見せかけて決算書類を国土交通省に提出したという粉飾決算(建設業法違反)。 元建築士が構造設計した、奈良市のホテルが強度不足であることを認識しながら、建設代金未払い金の2億5,000万円をホテルから騙し取った詐欺罪で起訴された。2006年9月7日の東京地裁では「構造計算書が虚偽のものだとは知らなかった」「金をだまし取ろうと企てたことはない」と無罪を主張するも、2007年8月11日に懲役3年・執行猶予5年判決が言い渡された。判決後、元役員は木村社長が「詐欺とされた判決には納得いかない。無念だし、断腸の思いだが……」と語った。弁護側によると、判決に不服はあるが「高齢で、会社もなくなってお金もなく、裁判を続けられない」と判断した。
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