木曽福島公民館図書室
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/08 05:49 UTC 版)
「木曽町図書館」の記事における「木曽福島公民館図書室」の解説
平成の大合併以前の長野県木曽郡において、もっとも人口規模の大きな自治体は木曽福島町だった。江戸時代の福島には関所(福島関所)や代官所が置かれ、木曽谷における政治の中心地だったほか、福島宿は中山道における重要な宿場町だった。 2005年(平成17年)11月1日には木曽福島町・日義村・開田村・三岳村の1町3村が合併して木曽町が発足した。合併後の木曽町は大型事業を控えていたが、1952年(昭和27年)竣工の木曽町役場木曽福島支所(旧・木曽福島町役場)、1965年(昭和40年)竣工の多目的ホールである木曽福島会館は老朽化が進行しており、近い将来の建て替えは必須となっていた。木曽福島会館に公民館図書室があったが、図書室の蔵書数は約5,000冊(2017年時点)と少なかった。木曽町を含めた木曽郡の各自治体には、図書館法における「図書館」が存在しなかった。 木曽町にある各公民館図書室では、バーコードとパソコンによるコンピュータ方式ではなく、紙の利用者カードを用いて貸出を行っていた。2016年(平成28年)9月をもって各公民館図書室を閉室とし、すべての蔵書を旧・木曽町立上田小学校の図書室に集めた上で、図書分類法に従って図書を整理し、すべての蔵書にバーコードを貼る作業を行った。
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