朝鮮漢字音の母胎音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 09:47 UTC 版)
朝鮮漢字音が中国のいつの時代の音を母胎としているのかについては、これまで複数の研究者が仮説を唱えてきた。伊藤智ゆき (2007) は、上古音説(姜信沆など)、切韻音説(朴炳采)、唐代長安説(河野六郎)、宋代開封音説(有坂秀世)などを検討し、具体的に特定するのは難しいとしつつも、唐代長安音が朝鮮漢字音の元になっている可能性が高いとした。学際研究者の藤井游惟は、山東方言音が朝鮮漢字音の土台になっているとした。
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