有効性評価ガイドライン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 15:08 UTC 版)
「対策型検診」の記事における「有効性評価ガイドライン」の解説
対策型がん検診と任意型がん検診についての厚労省研究班/国立がん研究センターによるがん検診有効性評価ガイドラインを以下に表に示す。 厚労省研究班/国立がん研究センターによるがん検診有効性評価ガイドライン 臓器 検査推奨対策型検診 任意型検診大腸がん便潜血検査 A 推奨する 推奨する 大腸がん全大腸内視鏡・S状結腸・内視鏡・注腸X線 C 推奨しない 条件付きで 実施できる 胃がん胃X線 B 推奨する 推奨する 胃がん胃内視鏡 B 推奨する セ推奨する 胃がんペプシノゲン I 推奨しない 個人の判断に基づく受診は妨げない 肺がん胸部X線と喀痰細胞診 B 推奨する 推奨する 肺がん低線量CT I 推奨しない 個人の判断に基づく受診は妨げない 前立腺がんPSA I 推奨しない 個人の判断に基づく受診は妨げない 子宮頸がん細胞診 B 推奨する 推奨する 子宮頸がんHPV検査(「有効性評価に基づく子宮頸がん検診ガイドライン」の改訂に向けた議論の中で、検討中) I 推奨しない 個人の判断に基づく受診は妨げない 乳がんマンモグラフィ単独法(40~74歳) B 推奨する 推奨する 乳がんマンモグラフィと視触診の併用法(40~ 64歳) B 推奨する 推奨する 乳がんマンモグラフィ単独法及びマンモグラフィと視触診の併用法(40歳未満) I 推奨しない 個人の判断に基づく受診は妨げない 乳がん視触診単独法 I 推奨しない 個人の判断に基づく受診は妨げない 乳がん超音波検査(単独法・マ ンモグラフィ併用法) I 推奨しない 個人の判断に基づく受診は妨げない A・B:利益が不利益を上回る、C:利益と不利益が近接している、D:不利益が利益を上回る、I:証拠不十分
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