最後のセッション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 14:32 UTC 版)
10月21日ピディアン・テンプル・スタジオにおいてバディ・ホリー唯一となる弦樂団との共演によるステレオ録音が行われた。最後のシングル「イット・ダズント・マター・エニーモア」を含む4曲を録音、生前最後の公式録音となった。ディック・ジェイコブスの回想。「夕方6時半頃バディが私のオフィスに来ました。9時に始まるセッションの編曲は出来上がっていたのですが彼は『ポール・アンカから素晴らしい曲をもらいました。今夜録音します。』と。急遽その「イット・ダズント・マター・エニーモア」という曲に取り組んだのですが私が出来た事と言えば簡単なストリングスのパートとユニゾンのピチカートのアレンジぐらい。ちょっとしたハプニングでしたが最高のレコードが出来ました」録音に立ち会ったノーマン・ペティはこう語る。「私は最初彼らがステレオで録音している事に気付きませんでした。彼らは4トラックのミキシングボードに全てのソースをモノラル入力していたのですがステージから離れた部屋で3トラックのマシンを使いステレオのミックスをしていました」
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