替え歌、派生作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 06:39 UTC 版)
「遥かなティペラリー」の記事における「替え歌、派生作品」の解説
カンナダ人の劇作家T. P. Kailasamは英国人の友人との賭けの一環として、カンナダ語で『遥かなティペラリー』をカバーした。この曲は『Namma Tipparahalli balu Doora』として知られ、カルナータカ州では現在でも人気のある曲として歌われる事がある。サタジット・レイが監督したベンガル映画『Pather Panchali』では、このカンナダ語版の『遥かなティペラリー』が使用された。 ミズーリ大学では、応援歌として『遥かなティペラリー』の替え歌『全ての真の息子』(Every True Son)が歌われる。 『遥かなナメクジウオ属』(It's a long way from Amphioxus)は進化論支持派の科学者や学生によるパロディで、サム・ヒントンによって初めて録音された。シカゴ大学生物化学部では公式歌として歌われている。繰り返し部は次のように歌われる。 It's a long way from Amphioxus, It's a long way to us.(遥かなナメクジウオ属よ、我らへの道は遠い) It's a long way from Amphioxus to the meanest human cuss.(遥かなナメクジウオ属からどうしようもない人間に至る道) Well, it's goodbye to fins and gill slits, and it's hello teeth and hair!(さよなら、ヒレにエラよ。こんにちは、歯に頭髪) It's a long, long way from Amphioxus, but we all came from there.(ナメクジウオ属からの道はひどく遠い、だが我らは皆そこから来たのだ) 日本でも宮沢賢治が書いたオペレッタ『飢餓陣営』で『私は五聯隊の古参の軍曹』と題した替え歌が歌われ、その他に『ヘッベレケー』と題したパロディも知られる。 『遥かなティペラリー』と同時期にミュージック・ホールで演奏されていた『Pack Up Your Troubles in Your Old Kit-Bag』という曲でも『遥かなティペラリー』の一部が引用されている。 函館ラ・サール学園では、学生歌として『It's a long way to La Salle High School』と題した替え歌が制定されている。
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