時計の軸受けとは? わかりやすく解説

時計の軸受け

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 16:26 UTC 版)

「石」の記事における「時計の軸受け」の解説

機械式時計歯車軸受けに、摩耗に強い石(宝石)が使われる耐摩耗性優れ硬度が高い結晶から削り出し軸受けを使う。より具体的にルビーサファイアなどから削り出す。軸受け宝石使っている数が多いほど、概して耐久性長期的な精度良くなるので、機械式時計性能を表すのに「n 石」と表現する場合がある(nは自然数)。たとえば「17時計」や「21時計」などと呼んでおり、時計盤面に「17 jewels」などと表記されている。この数が、長期間の使用でも精度変化しにくいことを表す目安となっている。手巻き腕時計では17石、自動巻腕時計では21石を使っていれば十分な性能発揮する。なおアナログ式クオーツ時計においては可動部少ないため、石の数は機械式時計比べて少ない (安価なものに関してはないものも多い)。

※この「時計の軸受け」の解説は、「石」の解説の一部です。
「時計の軸受け」を含む「石」の記事については、「石」の概要を参照ください。

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