時事放談とビートルズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 19:03 UTC 版)
ビートルズが来日した1966年に、細川隆元と小汀利得が番組内で数回批判した。最初は5月22日の放送分で、主催者の一つである読売新聞社や「あんな連中に外貨の許可を与えるな」と大蔵大臣の福田赳夫を批判した。視聴していた首相の佐藤栄作が日本武道館の使用に難色を示す旨を秘書官に語り、読売新聞社主で日本武道館会長の正力松太郎に伝わった。日本武道館の使用は5月25日に許可されたが、翌日に「日本武道館は会場として使わないことにした」と正力が語った。本件は5月29日放送分でも語り、6月5日の放送で「夢の島でやればいいんだ」「こじき芸人だ」と発言した。 6月9日に読売新聞朝刊の社告で「日本武道館を使用する」と発表したが、細川と小汀の度重なる発言を放送したTBSへ国内各地から抗議が殺到し、毎週月曜日23時15分から30分間の討論番組『話題をつく』で、細川・小汀とビートルズファンの少女達が論戦する『ビートルズにけちをつけないで』を6月20日に放送した。
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