昭和63年の規定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/18 06:38 UTC 版)
正装(これを白絹で仕立て、唐衣を省いたものが礼装) 髪上具:釵子に心葉(正装のみ)、白色の日陰の糸を着ける 唐衣:色に規定は無いが、禁色忌色は除く。二級以上は二重織物(夏は紗)紋は縫取織りで表す。三・四級は有紋の固地綾(夏は文紗)。大きな式典には小忌衣をこの上に重ねることもある。 表衣:色は唐衣と同じく規定はないが、禁色忌色は除く。特級・一級は綾地に縫取(夏は練薄・縫取・顕文紗)二級上・二級は有文綾(夏は練薄・顕文紗)三・四級は有文綾(夏は顕文紗) 単:萌黄または紅綾。模様は幸菱 切袴:長袴を切ったネジまち仕立ての袴。特級は白い固織物に藤丸文様。一級は紫の固織物に藤丸文様。二級上は紫の固織物に藤丸文様共緯。二級は無地で紫の平絹。三・四級は同じく無地の浅葱色の平絹 扇:曲尺八寸八分の十六橋の檜扇に、胡粉など、絵具で色絵を描いたもの。六色の飾り紐。(礼装は無地の檜扇に白色の飾り紐) 帖紙:紅色の鳥の子紙(礼装は白色) 履:浅沓。一級以上は沓敷きに模様を織り出した白い綾。二級上以下は白い平絹。 常装 額当(ぬかあて):黒い紗でできた額当て。 表衣:唐衣は省略する。一級以上は綾・薄い練絹・縫取織・顕文の紗・平絹。二級上と二級は縫取織を除く。三・四級はさらに薄い練絹も除く 単:正装と同じだが省略することも。 切袴:正装に準じる。 扇:十五橋のぼんぼり扇 履:正装に準じる。
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