映画・文学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 21:48 UTC 版)
ルイス・ブニュエル(特に1930年の『黄金時代』や1963年の『小間使の日記』)のように多くの映画監督が女性の脚への幻惑を明らかにしている。クエンティン・タランティーノの映画にもしばしば脚フェティシズムの暗示がある。日本の小説家の谷崎潤一郎(『富美子の足』『瘋癲老人日記』『鍵』)、松浦理英子(『親指Pの修行時代』『ナチュラル・ウーマン』)、小川洋子(『妊娠カレンダー』『ホテル・アイリス』)などもいるほか、これに密接な関係のある性的衝動を現したレーオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホ(『毛皮を着たヴィーナス』)など、枚挙に暇がない。 脚フェティシズムはリヒャルト・フォン・クラフト=エビング博士の『性的精神病理』(19世紀末)にも同性愛、フェラチオ、クンニリングス、啜尿症(飲尿)、糞尿愛好症、獣姦、サディズム、マゾヒズムなどと並ぶ性的逸脱として言及されている。
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