毛皮を着たヴィーナスとは? わかりやすく解説

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毛皮を着たヴィーナス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/06 15:02 UTC 版)

毛皮を着たヴィーナス』(原題:Venus im Pelz)は、「小ロシアツルゲーネフ」と謳われた[2]ウクライナ出身のオーストリアの小説家マゾッホが、1871年に書いた中編小説。彼の代表作であり、そこには「マゾヒズム」の開花が見てとれる[3]。ポルノグラフィカルな性愛小説とみなされがちであるが、ドゥルーズは本作を「ポルノロジー」という、より次元の高いジャンルで扱うことを求めた[4]


  1. ^ VP p.16
  2. ^ (ドゥルーズ、1998年)pp.14
  3. ^ a b (種村、1983年)p.230
  4. ^ (ドゥルーズ、1998年)pp.26-27
  5. ^ VP pp.138-139
  6. ^ (平野、2004年)p.19
  7. ^ (種村、1983年)p.232
  8. ^ (平野、2004年)p.43
  9. ^ 「揺籠の中にいる時分から私は古代美術の複製品に取り囲まれていました」
    VP p.39
  10. ^ (平野、2004年)pp.23-25
  11. ^ (平野、2004年)pp.33
  12. ^ (ドゥルーズ、1998年)pp.44-45
  13. ^ VP p.73
  14. ^ VP p.74
  15. ^ ドゥルーズは本作がサディズム的主題でしめくくられたとする。
    (ドゥルーズ、1998年)p.64
  16. ^ (ドゥルーズ、1998年)p.30
  17. ^ (ドゥルーズ、1998年)p.29
  18. ^ (ドゥルーズ、1998年)p.14
  19. ^ VP p.100
  20. ^ (ドゥルーズ、1998年)pp.60-64
  21. ^ (平野、2004年)p.14


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