星翔太とは? わかりやすく解説

星翔太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 03:57 UTC 版)

星 翔太
名前
愛称 狂犬
カタカナ ホシ ショウタ
ラテン文字 HOSHI Shota
基本情報
国籍 日本
生年月日 (1985-11-17) 1985年11月17日(36歳)
出身地 東京都
身長 178cm
体重 76kg
選手情報
ポジション ピヴォ
利き足 右足
代表歴2
2009-  日本 83 (31)
2. 2020年2月18日[1]現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

星 翔太(ほし しょうた、1985年11月17日 - )は、東京都葛飾区出身[2][3]フットサル選手。ポジションはピヴォ。弟の星龍太もフットサル選手である[4]

来歴

暁星小学校サッカーを始め暁星中学校に進学。全国中学校サッカー大会に3年連続出場し、3年次には全国優勝も果たしている。その後暁星高校へ進学[5]

高校卒業後は早稲田大学スポーツ科学部に入学[6]。大学では野球やテニス、格闘技など、様々なスポーツに挑戦したが、どれもサッカーを超越するほど熱中できるものではなかった[7]。そんななか、須賀雄大北原亘の誘いから、森のくまさんに参加、関東大学フットサルリーグへ参加したことがきっかけで本格的にフットサルを始めた。その後、関東フットサルリーグ昇格が決まっていたBOTSWANA FC MEGUROに入団。関東リーグ初シーズンの開幕戦では、前年度の3冠(関東リーグ、地域チャンピオンズリーグ、全日本選手権)を達成したFIRE FOXと対戦し、星もルーキーながら出場、勝利を収めている。

2005年には関東リーグ1stステージ4位、2ndステージ(上位リーグ)3位となり、FUTSAL地域チャンピオンズリーグ出場権を獲得。

2006年には関東リーグ1stステージで初優勝を果たした。2ndステージ(上位リーグ)では4位となった。

2007年、 関東リーグが1部・2部制へと改定されたのを機に、チーム名も「FUGA MEGURO」へと変更し、同1部で2度目の優勝を果たす。同年の地域チャンピオンズリーグでは3位に入った。

2008年には関東リーグ1部で2連覇を達成。5月から8月にはブラジルのCASCAVEL FUTSAL CLUBEへ留学。

2009年、関東フットサルリーグ史上初の3連覇達成。第14回全日本フットサル選手権大会では、同年のFリーグ1、2、3位のクラブを次々と破って優勝した。

全日本選手権終了後の2009年にはFリーグ・バルドラール浦安に移籍[5]

同年にはフットサル日本代表に初選出され、代表初出場を記録した中国遠征で2得点をマークした。

2010-11シーズン終了後に浦安を退団し、スペイン・プリメーラ・ディビシオンUDグアダラハラFS英語版に加入[5]

2012年6月に浦安に復帰し[5]2012 FIFAフットサルワールドカップ日本代表メンバーに選出された。

2016年、怪我で長期戦線離脱したこともきっかけとなり、同年9月より株式会社エードットでインターン活動を開始。人材育成プロジェクト『Playing Worker(プレイングワーカー)』を始動させた[8]。2017年、エードットの子会社という形で株式会社アスラボを設立し、代表取締役に就任した[7]

2022年 2度目のW杯に出場し、世界ランキング1位、2位のスペイン、ブラジルからゴールを決める快挙を成し遂げる。 弟・龍太と共に日本代表としてW杯に出場した。史上初めての兄弟での選出となった。 また兄弟で初戦のアンゴラ戦でゴールを決め、これもまた史上初の出来事となった。 最後にはキャプテンマークを巻き、次の世代へのメッセージを残し、記憶にも残る存在となった。 また、シーズン前に異例の引退発表をし、大きな反響を呼んだ。 最終的にリーグのベスト5に唯一の日本人として選ばれ、惜しまれながら、現役引退した。

所属クラブ

サッカー歴
フットサル歴

個人成績

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 オーシャン杯 全日本選手権 期間通算
2007 BOTSWANA 関東
2008 FUGA
2009-10 浦安 9 Fリーグ 25 10
2010-11 グアダラハラ スペイン1部
2011-12 サンタ・コロマ
2012-13 浦安 9 Fリーグ 20 10
2013-14 20 12
2014-15 28 22
2015-16
通算 日本 Fリーグ 93 54
日本
総通算

脚注

  1. ^ 2020年2月19日 日本代表対パラグアイ代表 スタートリスト
  2. ^ 葛飾区 (2018年1月31日). “【葛飾区出身のフットサル日本代表、星翔太選手を応援しよう\(^o^)/!!】” (日本語). 葛飾区総合アプリ. 2021年1月14日閲覧。
  3. ^ 星翔太『葛飾区から紹介されてますー!』” (日本語). 星翔太オフィシャルブログ「探究極心」Powered by Ameba. 2021年1月14日閲覧。
  4. ^ 星龍太と星翔太がコラボクリニック開催!
  5. ^ a b c d アスラボ. “アスラボ | プロアスリートから学べることがある”. アスラボ. 2021年1月14日閲覧。
  6. ^ 【インタビュー】元フットサル日本代表主将・星翔太…人材育成プロジェクトと競技への想い(前編)” (日本語). CYCLE やわらかスポーツ情報サイト. 2021年1月14日閲覧。
  7. ^ a b co.,Ltd, FromOne. “【サッカーに生きる人たち】ピッチに立つことだけがすべてではない。スポーツ選手としての新たな形作り|星翔太(プロフットサル選手・株式会社アスラボ代表取締役)” (日本語). サッカーキング. 2021年1月14日閲覧。
  8. ^ 【インタビュー】元フットサル日本代表主将・星翔太…人材育成プロジェクトと競技への想い(後編)” (日本語). CYCLE やわらかスポーツ情報サイト. 2021年1月14日閲覧。

外部リンク






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