明知町 (みよし市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/24 10:21 UTC 版)
明知町 | |
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![]() 細口池 | |
北緯35度04分06秒 東経137度04分36秒 / 北緯35.06833度 東経137.07667度 | |
国 |
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都道府県 |
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市町村 |
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人口 | |
• 合計 | 2,811人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
470-0214[2] |
市外局番 | 0561[3] |
ナンバープレート | 三河[4] |
明知町(みょうちちょう)は、愛知県みよし市の町名。郵便番号は470-0214[2]。
地理
みよし市南部に位置する[5]。境川の支流である八幡川(茶屋川)の上流域にある[6]。
南東は豊田市に、南西は刈谷市に接する[5]。南は平針街道(愛知県道56号名古屋岡崎線)が東西に走り、北は挙母街道(愛知県道218号和合豊田線)が東西に走る。さらに愛知県道234号みよし沓掛線が走る[5]。
歴史
中近世
- 中世には左近将監の小野田長安(近藤長安)とその一族の本拠地だった[6]。戦国時代の土豪である原田氏の居館跡は下明知城として残る[6]。
- もとは三河国碧海郡に属しており、江戸時代前期に加茂郡の所属となった[6]。
近現代
- 1878年(明治11年) - 加茂郡が分割されて西加茂郡の所属となる[6]。
- 1889年(明治22年) - 町村制施行に伴って明越村大字明知となる[6]。
- 1906年(明治39年) - 合併に伴って三好村大字明知となる[6]。
- 1958年(昭和33年) - 三好村の町制施行に伴って三好町大字明知となる[6]。
- 1972年(昭和47年) - トヨタ自動車工業明知工場が操業開始[6]。
地名の由来
応永年間に宝珠庵を開いた劫外乗空和尚は妙智高徳と名高く、周辺の地名がまず妙智となり、やがて明知となった[6]。かつては明智とも書いた[6]。
世帯数と人口
2022年(令和4年)3月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
三好町 | 1,018世帯 | 2,811人 |
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、町内が学区に指定されている小・中学校は以下の通りとなる[7]。
- 小学校
- 中学校
交通
鉄道
町内に鉄道駅はない。
バス
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道路
施設

- 尾三消防組合みよし消防署南出張所
- みよし市立南部小学校
- トヨタ自動車明知工場
- 細口公園
- 西山墓地
名所・旧跡

- 八柱社
- 明知神明宮
- 光明寺 - 浄土宗西山禅林寺派。
- 浄久寺 - 浄土宗西山禅林寺派。
- 観正寺 - 曹洞宗。
- 法光寺 - 曹洞宗。
- 六部地蔵 - 正徳2年(1712年)建立。
-
浄久寺
-
「小野田又蔵碑」
出身者
- 小野田又蔵 - 堂宮大工。
脚注
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。
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