旧細野グループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 08:51 UTC 版)
8月4日、細野が自誓会会合で民進党を離党する意向を表明した。事務局長の階は、同会合で細野に同調して離党する意向を示したメンバーはいなかったとしたうえで、グループを存続させる意向を示した。8月9日、9月の代表選では自誓会として前原を支持することを確認するとともに、自誓会の今後について、政治団体としては解散する一方、議員グループとしては当面存続し、その後の活動は代表選後に協議することを確認した。8月16日の前原陣営の選対本部設置に際して国軸の会(旧長島グループ)との合同会議を開き、自誓会として前原を支持する方針を再確認した。前原当選後の党役員人事では、事務局長の階が政務調査会長に就任した。 9月9日、自誓会のメンバーである笠浩史・後藤祐一・鈴木義弘ら3人を含む民進党衆議院議員5人が、民共共闘見直しが不透明化したことへの不満から、離党を検討していることが報じられた。この動きについて、前原は刺客擁立に言及して牽制し、細野は連携に期待感を示した。9月12日から大島敦幹事長が事情聴取と慰留を開始したが、9月13日に鈴木が離党届を提出し、離党会見で執行部に民共共闘見直しの体制が見えてこないことを理由に挙げ、会見終盤には細野が登場して連携に意欲を示した。9月15日には笠と後藤もこれに続いたが、民進党は9月19日の常任幹事会で3人の離党届を受理せず除籍処分とすることを決定した。
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